硫黄酸化物

 

 

硫黄酸化物は硫黄含んでいる石油や石炭を燃焼させることで生じる物質で、一酸化硫黄、亜硫酸ガスなどがあり、SOxを総称されます。SOxは水に溶けやすく、水と反応することで亜硫酸や硫酸となります。現在は石炭の消費の減少や脱硫技術の進歩で減少していますが、70年だから80年代は空気汚染の中心になる汚染物質でした。四日市喘息などの原因になったと考えられています。呼吸器系の疾患の原因となる以外に、窒化酸化物とともに酸性雨の原因にもなります。酸性雨は建物のコンクリートや大理石の中のカルシウムを溶かしだし、強度を下げる以外に、自然環境を大きく酸性化し、動植物の繁殖に影響を与えたり、地中の金属、特にアルミニウムを溶かし土壌中の微生物とを死滅させたり、森林全体の枯死を引き起こしたりして、広く大きな影響を世界に与えます。

 

また日本では近年になって日本国内で排出される物ではなく海外から偏西風等ににのって飛来する量が急激に増えており、日本降下する量の半分は中国からの飛来であると考えられています。現在日本以外でも先進国では対策が進んでいますが中国、インドなどの発展途上国での大気汚染対策が重要となってきていて国際的な協力や援助が必要となってきています。