規制手法の違い

 

 

排気ガスの規制は、規制するメリット大気汚染を防ぐことの代償として、自動車の使用に制限をかけること、規制することですから、公害防止のための散っても無制限にどんどんして良いことでもないですし、実際に出来ないのです。そこでいくつかの規制手法があります。効果に違いがあります。もっとも自動車の所有者に影響の少ない規制としては、単体規制があります。単体規制は自動車を新車で登録するときに規制するもので、すでに登録された車には関係ありません。しかし自動車は徐々に買い替えられていくので時間はかかりますが、規制できます。次は車種規制です。車種規制は規制の不適合車のリストを作り、不適合な車は継続検査を受けさせない、また移転での登録も認めないと言うものです。車検期間で不適合車はいなくなりますが、個人の財産である自動車を使用できなくするというデメリットがありますので、一般的には公害のひどい大都市など限定の地域規制となります。

 

車種規制をしても地域規制なので大都市などは規制地域外に使用の本拠を移した車などが入ってくることになります。これを規制するのが運行規制です。運行規制はやはり地域規制ですが、不適合な車が規制地域に入ってくることを規制します。これによって長距離を移動する大型トラックや高速バスなども規制できるようになります。このように違いのある規制を使い分けるのは、財産権を侵すことに配慮しているためです。